平成19年度   北村山地区歯科医師会   月例会・講習会等の報告    

■北村山地区歯科医師会
創立70周年記念誌発刊及び祝賀会開催


5年ほど前から当地区の「会史」をと企画立案し、編纂委員会を結成。当初は、思うように資料が収集できず難航したが、会員等の協力を得て、過去の総会資料、議事録、写真等が集まり、念願であった当地区の「会史」がようやく完成し発刊に至った。

創立70周年記念誌の発刊を祝い平成2036日(木)、さくらんぼ東根温泉「よし田川別館」において、祝賀会が開催された。

始めに仁藤 敬会長の挨拶があり、その中で「終戦前後の混乱期に多くの資料が散逸し、かつ少ない情報から作製していくことから始めました。関係各位の惜しみない御努力で、創立70周年に間に合わせる事が出来たことは誠に感慨深く、当地区会員にとりましても誇りであり、非常に大きな慶びでもあります。」と述べられた。続いて、佐藤博嗣形歯会長を来賓としてお迎えし、お祝いの挨拶を頂戴した。

田原純一編纂委員長からは発刊に至る経緯についての話しがあり、この後須藤孝志顧問の御発声で乾杯し、懇親会へと移った。

新年会開催される

北村山地区歯科医師会新年会が、1月24日午後6時からさくらんぼ東根温泉「本郷館」にて開催された。来賓には地区内選出の県議会議員である野川政文、青柳信雄、児玉 太の三氏および山形県歯科衛生士会副会長の小野淑子さんが招かれた。
 仁藤敬会長は新年の挨拶のなかで歯科界の置かれている窮状を三県議に訴えた。県議の三氏からはわれわれの力になってくれようとする頼もしい祝辞をいただいた。歯科衛生士会副会長の小野さんからは、県歯科衛生士会の現状、今後の展望について説明していただけた。三県議とも多忙のため短時間の懇談ではあったが、歯科の置かれている立場を理解していただけたようであった。
 「楽や」での2次会でもおいしいパスタとピザをつまみながら皆の話はつきなかった。
                              (豊嶋 豊敬 記)
クリスマスパーティ

平成19年12月15日(土)山形市グランドホテルにて、北村山地区
家族クリスマス会が開催された。今年は19歯科医院から50名の参加され た。
海老名副会長の開会の辞に始まり、仁藤会長の挨拶があり、神部顧問の 乾杯で開会した。

小さいお子さんの参加も多くみられたが、ベビーシッター さん2名がビデオや折り紙、塗り絵等でみていてくれたので、家族の親 睦も深められたようだ。

各家族にホテルのケーキのお土産が手渡された。


最後に、須藤顧問の三本締めで会は閉会した。
                               (吾妻 聡 記)

社保講習会

平成19年度最村五地区合同社会保険講習会が平成191129日(木)、午後3時より当地区歯科医師会主催で形歯会館において開催された。

主催地区の仁藤敬会長の挨拶の後、山形県社会保険事務局の古田憲治指導医療官から、保険医の診療方針と題して、ご講演を頂き、歯科診療における諸項目の規則等についてお話を伺った。

続いて、形歯社会保険担当理事の西村修先生からは社会保険講習会資料の中の質問事項に、疑義解釈をして頂いた。


スタッフ合同研修会

平成19年10月18日(木)午後3時より、東根空港ボウルにて北村山地区歯科医師会のスタッフ合同研修会が開催された。

今年度は、健康増進とスタッフ相互の交流を図るためボウリングを行った。

海老名副会長の開会の挨拶の後、仁藤会長の始球式で、開会されたゲームは19チームで行われた。ボウリングは日頃のストレスと運動不足解消になったようで、歓声と笑いの中終了した。

その後、会場をさくらんぼ東根温泉「よし田川別館」に移し懇親会を行った。ビンゴゲームなどを行い、スタッフは年に一度の交流会で会話を弾ませながら懇親をはかっていた。

                               (吾妻 聡 記)

無料歯科健診と相談
北村山地区歯科医師会は『おくちのさわやか週間』のイベントとして『無料歯科健診と相談』を平成19年10月7日(日)午前10時から午後1時まで尾花沢市のサルナートにおいて開催した。

今回は尾花沢市で開催された『まるだし尾花沢ふれあいまつり』の1ブースとして参加させて頂いた。

当日は歯科医師4名、スタッフ9名で54名の受診者に対応した。内容は歯科健診と相談、RDテスト、フッ素塗布を行った。受診者は大人33名、小学生4名、幼児17名でそのうち尾花沢市34名、村山市4名、大石田町6名、東根市1名、その他9名であった。

                             (深瀬公彦 記)

9月例会開催

920日(木)午後630分よりさくらんぼ東根温泉「大二館」にて、会員28名の出席のもと、北村山地区歯科医師会月例会が行なわれた。秋の彼岸にもかかわらず、西日本では35度を越える猛暑となり、山形でも厳しい残暑となった。今回は当地区会員の田中幹男君が第25回日本顎咬合学会で発表された「審美的なゾーンに埋入するインプラント手術の一考察」と題して臨床症例の2つのケースを発表して頂いた。臼歯部インプラント植立の咬合学的な見解からの困難さやインプラント処置の前に考慮しておくべきことを発表して頂いた。また、臨床ケースではできるだけ治療による負担を最小にしたいと訴える患者さんのために、どのように治療を進めていくのか、お手本のような症例であった。時として患者さんの希望どおりに治療を進めていくのは難しいこともあり、とても参考になった。その後、各委員からの報告事項があり、神部正孝顧問の乾杯の音頭の後、懇親会へと移り、乾いた喉をうるおしていた。

                           (岸  広一  記)

8月例会開催

平成19823日(木)、午後630分よりさくらんぼ東根温泉「大二館」にて月例会を開催した。去る726日に実施された公益法人定期検査についての詳細を当会の監事を務めている、行政書士の鈴木喜左夫氏より、報告があった。その中で、平成20年度より、一部社団法人の制度が改正される。社団法人でも行政庁に許可申請している特例社団法人は平成25年まで猶予期間はあるものの、自動的に解散になるという。引き続き、鈴木氏より「知っておきたい法律知識」というテーマで相続や遺言について、そして保証に関する怖い話や印鑑の正しい使い方など、大変貴重なお話を伺った。日常の暮らしに役立つことばかりで、会員皆熱心に聞き入っていた。講演後、各理事より連絡事項があり、別室にて会食し、閉会となった。
                 田原純一 記)

7月例会開催
平成19年7月19日(木)、午後5時よりさくらんぼ東根温泉「大二館」において、北村山地区歯科医師会7月例会が開催された。
今月は、学術講演会として、仙台市開業、月一会の管崎 直身先生をお 迎えし、「長期経過に耐えうるP.D.の製作法」特に遊離端欠損症例についてと題し、3症例について講演された、その中で、快適な口腔機能の獲得 とその維持が大切と話された。
続いて同会場にて懇親会が行われ、田嶋潤一君より乾杯の挨拶があり、会員は日々の診療の疑問等を質問していた。庄司建二君中締めで閉会した。
                             (吾妻 聡 記)

6月例会開催
平成19年6月14日(木)、午後6時30分より、さくらんぼ東根温泉「大二館」にて北村山地区歯科医師会6月例会が開催された。
今月は、当地区会員の松田幸夫君が、「歯科医療相談事例に学ぶ+歯科医院に 求められる医療安全』と題し講演された。クレーム時の患者さんの対応や、ミーティング、感染予防等について自 医院の具体的な例をふまえ話された。コミュニケーション能力、病院との連携がますます重要になるとした上 で、その講演内容は、時間を忘れるような楽しく、そしてわかり易いものだった。
講演の間中、会員からは笑いが絶えなかった。
大事なのは管理者が責任をもって取り組むことですと締めくくり講演を終了した。
その後、同会場で懇親会が行われた。
                           (吾妻 聡 記)

無料歯科健診と相談開催
























北村山地区歯科医師会は『歯の衛生週間』のイベントとして平成19年6月3日(日)午前10時から11時30分まで『介護老人保健施設ナーシングホームさくらんぼ』において『無料歯科健診と相談』を行った。当日は歯科医師4名、スタッフ4名とホーム職員で40名の入所者に対応した。40名の内訳は26名が『ナーシングホームさくらんぼ』、14名が『指定認知症対応型共同生活介護グループホームさくらんぼ』の入所者であった。内容は歯科健診と相談、ブラッシング指導を行った。
健診の結果、入所者の75%が義歯を使用あるいは必要としていることがわかった。さらに、入所者の4割に残根があった。しかし、ホームには協力歯科医がいることもあり口腔内、義歯の状態は比較的きれいに保たれているようであった。

 

50代:1名

70代:6名

80代:12名

90代:5名

不明:2名

義歯装着者

0

1

10

4

2

17

上下総義歯

0

1

3

4

2

10

上下いずれか
が総義歯

0

0

5上:3
 下:2

0

0

5

部分床義歯

0

0

2

0

0

2

残根保有

1

3

8

0

0

12

上下無歯顎
義歯なし

0

0

1

0

0

1

■ナーシングホームさくらんぼ

 

80代:7名

90代:2名

不明:5名

義歯装着

3

2

4

9

上下総義歯

2

2

2

6

上下いずれか
が総義歯

1上:0
 下:1

0

1 上:1
  下:0

2

部分床義歯

0

0

1

1

残根保有

3

0

1

4

■グループホームさくらんぼ

                          (深瀬 公彦 記)


青色申告会定時総会開催




平成19年度北村山地区歯科医師青色申告会定時総会と税務研修会が平成19年5月26日(土)午後4時より、さくらんぼ東根温泉「のゝか本郷館」にて開催された。総会は鈴木欣一青申会副会長の開会の挨拶に続き田嶋潤一青申会長の挨拶となった。会長の挨拶では、県内の歯科医院に対する税務調査の件数や、娘さんがメンバーであるデュオ「てまり」のメジャーデビューの予定などが話された。報告、協議は例年通り滞りなく進行し、閉会した。

引き続き行われた税務研修会は、講師に社会保険労務士、行政書士の森谷順二氏を迎え
「公的年金について」と題し開催された。森谷講師は講演の中でわれわれがよくわからな
い年金制度の歴史から概要、今後の見通し、もらえる年金の計算の仕方などをとてもわか
りやすく話され、目からうろこの研修会であった。
研修会終了後、懇親会に入り会員等は税務や年金について森谷講師と語り合っていた。
                           (豊嶋豊敬 記)


■5月例会開催


平成19年5月24日(木)、さくらんぼ東根温泉「大二館」において北村山地区歯科医師会月例会が会員26名のもと開催された。
始めに仁藤敬会長より「元日歯会長の自民党議員へのヤミ献金問題からようやく皆が頑張ろうという気持ちになっている中、さらに歯科医師と社保庁との不祥事があり、我々を取り巻く環境は非常に厳しくなっている。国民に信頼されるべく、努力しましょう。」と挨拶があった。

郡歯地区担当者連絡協議会に出席した各委員より、それぞれ伝達事項の報告があった。
庄司建二君からは歯科専の改装工事について、高騰する歯科金属の点数改正問題、医療安全管理指針等について報告があった。
その後、神部正孝顧問の乾杯で懇親会に入った。神部顧問はある週刊誌を持ち出し、その中の記事を読み出した。首都圏では歯科医師の年収がかなり落ちており、大変苦しい状況にある。東京にいる自分の孫が進路相談の際に、教師より歯科医師は食べていくのが大変だから進路を考え直した方が良いのではないかとのアドバイスを受けたとのエピソードを話していた。本当に大変な世の中になったなあと改めて思いつつ皆静かにビールグラスを傾けていた。

                            (岸 広一 記)
                           
■2007年度通常総会

平成19年4月14日(土)午後4時より仙台市秋保温泉「緑水亭」にて、北村山地区の通常 総会が開催された。
協議事項として、昨年度の事業報告、会計報告、今年度の事業計画、予 算について満場一致で可決された。
一時間程で地区の歯科医師会の総会は終了し、つづいて、県の佐藤会長 より県の活動指針についての説明などがあり、引き続き、高橋収会計理事より、選挙についてなどの説明があった。終了後、会場を移し、懇親会へと移行し、会員は相互に懇親を深めた。

                      (吾妻 聡 記)

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